カープとヤクルトの1番打者から5番打者、見てて本当にワクワクする

見ていて楽しい、期待が持てる打順ってありますよね。阪神ではバース・掛布・岡田のように成績もすごくて、1人ダメでも次があると期待が持てる打線です。1番には1番の特徴が、2番にはぴったり適した選手が、カープとヤクルトの打線って本当に見ていてワクワクする打線ではないでしょうか。
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打線の役割とは?

本来打線の役割というのが存在します。例えば1番が塁に出て、2番が送りバントで進塁させてクリーンナップの3番が返す・・・たとえ3番が凡退しても4番が魅せてくれる、そんな役割が打線には存在します。もちろん2016年序盤の阪神タイガースの2番バッター「横田慎太郎」のように、バントしないでヒッティングに専念するようなバッターもいれば、昔のジャイアンツの「仁志敏久」のように、1番で28本塁打かっとばす打者など様々な特徴の選手がいます。広島カープとヤクルトスワローズの今年の5人は、ほとんどが3割近くを打っていて魅力的な打者が揃っています。

広島カープの1番から5番

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出典:広島カープ

選手名 打数 安打 HR 打率
田中 広輔 128 39 2 8 2 .305
菊池 涼介 129 43 4 19 1 .333
丸 佳浩 125 41 6 25 4 .328
新井 貴浩 113 35 1 23 0 .310
エルドレッド 111 42 11 22 1 .378

1番は着実にレベルアップを重ねている3年目の田中、パンチ力もあり足もあり四球を選ぶタイプではなく振っていくタイプなので三振は多い(2015年は105)が、今年は選球眼もよく四球も選んでいる。得点圏打率も4割で死球が30試合で5個なのは、恐れられている証拠。

2番の菊池は2015年の2割5分から今年は絶好調、大きいのも打てて守備も上手いしチャンスに強い(得点圏打率.368)と怖い2番バッターになっている。

3番の丸は去年は打率も.249と大きく下げたが今年は打率・本塁打・打点・盗塁と全てにおいて文句なし、ホームラン20本・20盗塁も狙える好調さでチャンスにも強い(得点圏打率.333)。

4番の新井は、ついに2,000本安打を達成し繋ぐ・返すを徹底し得点圏打率が.432と爆発している。本人も野球が今が1番楽しいと言ってるくらいで、フルにパワーを発揮している。

5番はエルドレッドだ。打率は脅威の.378と高く(去年は.222)本塁打王も狙える怪力だ。松山も大きいのが打てて、今年も好調を維持している。安打製造機のルナがいて、鈴木も好調を維持している。

前田健太がいなくなってから、黒田と新井を軸としたチームは一致団結して、いい仕上がりのチームとなっているのが、見ていて惚れ惚れする打線だ。

ヤクルトスワローズの1番から5番

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出典:ヤクルトスワローズ

選手名 打数 安打 HR 打率
坂口 智隆 125 38 0 13 1 .304
川端 慎吾 135 45 0 6 0 .333
山田 哲人 115 40 11 22 7 .348
バレンティン 90 29 8 22 0 .322
雄平 129 37 1 18 2 .287

1番はグッチこと坂口、オリックスではもう終わったかと思ってたが見事復活。元首位打者を取ったこともある安打製造機、今年は3割を超えて輝きを取り戻した。ヤクルトが課題としていた1番を見事こなしていて、ヤクルト打線の繋がりが一気に活性化しだした。

2番は昨年のセリーグ首位打者の川端。ちなみに川端の母校は元阪神の安打製造機、藤田平氏と同じ。バントはほとんどせずに打っていくスタイルの2番打者で、今年も首位打者を狙ってくるだろう。

3番はトリプルスリーの山田、他球団のファンがうっとりするくらいのポテンシャルとあのホームラン、十分3冠王も狙える逸材で今年もどこまで打ってくれるか期待。

4番は帰ってきた本塁打王のバレンティン、去年は活躍ができなかったが今年は打率も本塁打もパワフルに魅せてくれている。山田を抑えてもバレンティンがいるおかげで相手投手には十分脅威になっている。

5番は雄平、和製大砲として2014年に23本塁打を放ったがその後は下降気味、今年も他の選手に比べれば見劣りするが得点圏打率は脅威の.359とランナーが溜まったときのチャンスに強い。

他にも大引も絶好調で谷内(全治3ヶ月の怪我)という期待の若手も出てきた、投手陣が物足りない成績だがここまで破壊力があればこれだけでAクラスはいけそうだ。しかし前述したカープは打線にくわえて投手陣も強力なのでカープが一歩リードか。

5人も3割クラスがいれば気が抜けない

1つだけ穴があれば投手は四球を出してでも、その穴の選手の所へチャンスを回します。しかし気が抜けない隙の無い打線は、相手投手にすさまじいプレッシャーをかけます。

丸を抑えても新井が・・・山田を抑えてもバレンティンが・・・というような打線は、味方投手にとっては心強く、勝利を呼び込んでくれます。投手の調子が上がってくれば首位をキープし続けることも可能な打線なので、この好調をどこまで維持できるのか、投手の調子は上がってくるのかが今後のペナントレースを左右することでしょう。



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