いち阪神ファンから見た2015年の横浜DeNAベイスターズ
公開日:2015年10月13日
チーム創設66年だが、とにかく弱いんだが魅力があるチームです。66年の内、Aクラスが15回Bクラスが51回と巨人の逆を行くかのような成績です。人気があり観客動員数に多大な貢献した「中畑」監督が退任しました。勝てなければ当然の結果でしょう、プロ野球球団は勝つことが1番大事です。
出典:横浜DeNAベイスターズ
今年1年の成績
順位:最下位
打率:3位
防御率:最下位
得点:2位
失点:最下位
これを見てお分かりになるように、打線は改善したが投手陣が毎年のように崩壊したことが大きな原因だ。今年も打たれまくって12球団で最下位かと思いきや、東北楽天ゴールデンイーグルスが失点・防御率共に更に下を行ったのには驚いた。
打撃陣
筒香とロペスが打線を引っ張ったことが大きい。筒香が打率.317(リーグ3位)24本塁打(リーグ4位)93打点(リーグ3位)と素晴らしい活躍を見せた。得点圏打率でも.344と勝負強さを見せ、2014年の去年から打撃が安定してきたのが頼もしい。6年目だがまだ24歳と若く、将来に渡って長く主砲として活躍して欲しい。
ロペスも打率.291(リーグ5位)25本塁打(リーグ3位)73打点(リーグ5位)と活躍した。来日2年目の昨年巨人にいた頃はパワーはあっても、打率がなぁと思っていたが今年は率を残したのが大きい。得点圏打率は.248と低いのが難点だが、他に主軸を任せられる候補もいない。
梶谷も打率.275で本塁打13、打点66と盗塁28(リーグ2位)と健闘したが、打率以外昨年を全て下回った。得点圏打率は.352と高いのだが走者がいないときの差が大きい。本塁打も打てて盗塁もできる、率が残せれば三冠王もと思っていたが、見込み違いだった。ガム噛んで打席に立つのがちょっとなぁ・・・。オリックスの糸井のように身体能力は高いんだから、模範となるような選手になってほしい。
バルディリスも成績が伸びず厳しい数字で、荒波と宮﨑が後半調子が良かったがその他の選手はぱっとしない印象だ。
投手陣
先発は久保が8勝したのが最高で、三浦の6勝、井納・三嶋が5勝という結果。井納(29)・砂田(22)・石田(20)が若いが防御率もマシで未来のベイスターズのエース候補と期待している。久保と三浦は相変わらず厳しい、全盛期のパワーはもちろんなく防御率も4点代前半と登板しても不安な試合になる。
山口が戦力にならず、登板するたびに打たれていた印象だ、2014年の去年は先発で開花したかと期待したが、悪いときの山口に戻ってしまった。
今年は何といっても「山﨑康晃」が37セーブと活躍したのが大きい。防御率も1.92で1年目ルーキーとは思えないピッチングで投手陣に勝ちをつけた。しかも三振が取れてコントロールも良い、こんなに抑えで興奮するのはハマの大魔神佐々木以来だ。
ベイスたんって知っている?
出典:ベイスたんのブログやよ!
突然ですが、「ベイスたん」というキャラをご存知だろうか。漫画家のカネシゲタカシさんが書いているブログのキャラクターだが、これを見ると横浜が好きになってしまう魔法にかかってしまう。とても可愛いキャラで愛くるしくて、愛おしくて・・・横浜DeNAベイスターズ愛が伝わってきます。
語尾に「やよ」がつきます、パワプロでいう矢部君の「やんす」みたいな感じでしょうか。
とくに10月7日の「ありがとう キヨシ監督 ~また逢う日まで いざさらば」は感動物で鳥肌物・・・?。心に響くマンガだと改めて思いました。笑いあり涙あり、たまに生意気だけど憎めない、ゆるキャラです。
中畑監督が辞め、次の監督に注目が集まりますが個性の強い選手が多い球団です。昔のマシンガン打線は阪神ファンながらビビりました、横浜が強いとセリーグが盛り上がるので是非来年は注目です。
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