プロ野球12球団の歴代最高年俸者の、もらう前と後の成績を調べてみよう

オフシーズンはストーブリーグと言われるように、契約更改が話題になります。プロ野球は夢のある現場、まさにグラゼニといわれるように頑張った見返りに年俸として反映されます。もちろん球団によってお金に余裕のある球団や、極貧といわれるほど余裕が無く毎年下位にいるチームなど、チームによって事情は異なります。では、どんな選手がどれくらいもらったのでしょうか。
20151217-1
出典:グラゼニ

12球団で1番年俸が高い選手

その球団で今までに年俸が1番高かった選手をピックアップしてみましょう。もちろん現役選手も含めて、比較的最近の選手が名を連ねます。昔は1億円を突破するとレジェンド扱いでしたが、お金の価値と言うかリミットが外れた現在はどんどん金額は上がっています。

阪神タイガース

金本知憲 推定年俸5億5,000万円

2006年に904試合連続フルイニング出場の世界新記録を達成、カル・リプケンの8243イニング連続出場を更新した。

HR 打率
146 545 165 26 98 2 .303

岡田彰布監督の元でペナントは2位となった、この年のオフに推定年俸5億5,000万円で契約更改した。

HR 打率
144 533 141 31 95 1 .265

翌2007年は打率を大幅に下げたが、本塁打は増えた。しかしチームは3位に終わった。

読売ジャイアンツ

松井秀喜 推定年俸6億1,000万円

2001年、当時史上5人目の1000試合連続試合出場を達成した。セ・リーグ歴代1位の65試合連続出塁も達成した。

HR 打率
140 481 160 36 104 3 .333

5年総額50億円の大型複数年契約を提示されたがこれを蹴り、年俸6億1,000万円で単年契約した。

HR 打率
140 500 167 50 107 3 .334

2002年は本塁打王と打点王を獲得し、自己最高と言われるほどの成績を残した。2003年からはニューヨーク・ヤンキースでプレーするためにFA移籍した。

中日ドラゴンズ

岩瀬仁紀  推定年俸4億5,000万円

2011年にNPB新記録となる通算287セーブを達成し、300セーブも達成した。

S H 防御率
56 0 1 37 7 48.2 1.48

リーグ優勝し日本一になり、年俸はこの年4億5,000万円となった。この年日本一になった落合監督は退任した。

S H 防御率
54 1 3 33 6 51 2.29

2012年は打たれる試合が増え、8000万円減とプロ入り後で初のダウンとなった。

横浜DeNAベイスターズ

佐々木主浩  推定年俸6億5,000万円

「ハマの大魔神」と言う言葉は流行語大賞までなった。奥さんは元アイドルの榎本加奈子。横浜ベイスターズから大リーグのマリナーズに移籍、4年プレーした。

S H 防御率
35 1 2 10 0 33.1 4.05

2003年マリナーズでの最終年は上記の成績だ。2度の怪我で満足な成績を残せなくなり、1年契約を残していたが自ら破棄して退団。日本のNPB。横浜ベイスターズへ推定年俸6億5,000万円の2年契約で復帰した。

S H 防御率
25 1 2 19 0 22.2 3.18

2004年は球威も衰えが見え、満足な成績を残せなかった。2005年は9試合に登板し防御率9.00で引退した。

広島東洋カープ

黒田博樹 推定年俸4億円

男気とはまさにこの男の為にあるのか、広島が6億で契約した。ニューヨーク・ヤンキース4年間プレーし、2015年は海外での高額オファーを蹴ってカープに復帰した。この時の年俸は推定4億円。

S H 防御率
26 11 8 0 0 169.2 2.55

前田健太と共に2大エースとして貢献したが、優勝は出来なかった。現役続行するかどうか悩んだ末にもう1年プレーを決意。

広島黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改に臨み、球界最高年俸となる6億円プラス出来高(金額は推定)でサインした。

出典:広島黒田「想像以上」球界最高年俸6億円でサイン

広島カープ史上最高額の推定6億円で契約、来年で最後の年になるかもしれないが若手に与える影響も大きく市民球団も奮発してくれた。

東京ヤクルトスワローズ

青木宣親 推定年俸3億3,000万円

メジャーのブルワーズへ行く2年前、2011年には2度目のシーズン200安打を達成し自己最高打率を残した。

HR 打率
144 583 209 14 63 19 .358

この年のオフに推定年俸3億3,000万円で契約した。打率は球団記録で3度目の首位打者という最高のシーズンだった。

HR 打率
144 583 170 4 44 8 .292

2011年は前年と打数は同じだが、統一球の影響からか成績は前年を大きく下回った。この年で日本を後にし、メジャ挑戦へ旅立った。日本通算で3,900打数で打率.329という脅威の高打率を残した。

福岡ソフトバンクホークス

城島健司 推定年俸5億円

福岡ダイエーホークスの最終年、2004年に通算で1,000安打を達成した。これは、捕手としては毎日オリオンズ・東映フライヤーズ・阪急ブレーブスで活躍した土井垣武氏以来の快挙だ。

HR 打率
116 426 144 36 91 6 .338

西武に敗れて優勝は逃したが、捕手としては球界一の成績を残し、福岡ダイエーホークスから福岡ソフトバンクホークスへ親会社が変更になり推定5億円の年俸となった。

HR 打率
116 411 127 24 57 3 .309

タイトルこそ取っていないが、シアトルマリナーズへ旅立つ前まで、日本球界トップの捕手だろう。特に打撃では本塁打30本前後、打てば3割という強烈な打撃を誇り、大リーグへと旅立った。

北海道日本ハムファイターズ

ダルビッシュ有 推定年俸5億円

日本ハム時代は球界トップクラスの防御率を誇り、5年連続先発の柱として防御率1点台をたたき出した。

S H 防御率
26 12 8 0 0 202 1.78

2010年は絶好調で、開幕から日本プロ野球新記録の2桁奪三振を5試合連続でやってのけた。あの神様、稲尾様と呼ばれた稲尾和久が記録した1959年以来、4年連続防御率1点台を達成し、日本中を沸かせた。オフには推定年俸5億円となった。

S H 防御率
28 18 6 0 0 232 1.44

日本最終年の2011年は、年間防御率で1.44と過去最高を記録した。田中のマー君が1.27という脅威の記録を残したので、防御率のタイトルは取れなかったが大リーグへ行く前の日本で残した最高のピッチングをみせてくれた。クライマックスシリーズで西武ライオンズに敗れた。オフにはテキサス・レンジャーズへと旅立った。

千葉ロッテマリーンズ

小林雅英 推定年俸2億5.000万円

コバマサでおなじみのロッテの抑え投手。日本通算は228セーブとパリーグで、2005年は最多セーブのタイトルも獲得した。ロッテ在籍中は抑えだけに、千葉の幕張の防波堤とも呼ばれた。

S H 防御率
46 2 2 29 0 45.1 2.58

2005年はパリーグで優勝し、日本シリーズの阪神タイガースに勝ち日本一になり胴上げ投手になった。オフにロッテ球団最高額の推定年俸2億5,000万円となった。

S H 防御率
53 6 2 34 3 53.2 2.68

このシーズンの2年後にクリーブランド・インディアンスと2年契約し大リーグへと挑戦した。

埼玉西武ライオンズ

中村剛也 推定年俸4億1,000万円

西武が誇る和製大砲、日本最強クラスのホームラン王6度のパワーを誇る。1試合に2度ホームランを打ってから「おかわり君」と呼ばれる。

HR 打率
111 382 98 34 90 0 .257

ホームラン王を獲得し、98安打で34本塁打という怪物ぶりをみせつけた。オフに推定3億8,000万円となった。

HR 打率
139 521 145 37 124 1 .278

2年連続6回目のホームラン王を獲得、更に打点王も獲得し前年より打率も上がった。プレミア12の代表にも選ばれ、王貞治の15回、野村克也の9回に続く6回目の歴代単独3位となる本塁打王になった。

西武中村剛也内野手(32)が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円アップの4億1000万円(推定)プラス出来高でサインした。

出典:西武中村、野手最高4億1000万も「ケガで迷惑」

2015年末に現時点で野手最高年俸となった、推定年俸は4億1000万円というから驚きだ。日本最高のホームランバッターとしてこれからも本塁打の量産が期待される。

オリックス・バファローズ

イチロー 推定年俸5億3,000万円

世界が認めるイチローがトップだ。日本球界は9年間で951試合で1278安打を放ち、通算打率は.353と日本球界トップのバットコントロールだ。

HR 打率
103 411 141 21 68 12 .343

1999年は通算1000本安打と通算100号本塁打を打った。6年連続で首位打者を獲得し。打って走って守って球界トップクラスの実力をみせつけた。オフに推定年俸5億3,000万円となった。

HR 打率
105 395 153 12 73 21 .387

日本最終年は.387と過去最高の打率を残した。オフにはポスティングシステムでシアトル・マリナーズに旅立った。日本人初の野手としての大リーガーとなった。

東北楽天ゴールデンイーグルス

田中将大 推定年俸4億円

歴史は浅いが、脅威の成績を残し大リーグに旅立ったマー君。ニューヨーク・ヤンキースで活躍し、タレントの里田まいが妻としても話題を集めた。

S H 防御率
22 10 4 0 0 173 1.87

楽天の絶対的エースとして君臨し、毎年のようにすさまじい活躍を見せた。怪我で投球回数は200を割ったが、最多奪三振を獲得した。オフに推定年俸4億円となった。

S H 防御率
28 24 0 1 0 212 1.27

24連勝という神の子と呼ばれるほどの活躍を見せた。勝率は日本プロ野球史上最高の10割だ。沢村賞をはじめタイトルを総なめし、ニューヨーク・ヤンキースへと旅立った。

高年俸選手が活躍する保証は無い

誰でも知っているような選手ばかりだが、怪我や不調により以前の輝きを出せなかった選手は多い。その一方でマー君やダルビッシュのようにさすがという、文句の付け所が無い活躍をした選手もいる。今後この額を超えてくる選手は現れるのだろうか。



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