今年のプロ野球は死球(デッドボール)が多いのか?調べてみた

8月7日の試合で、危険な死球が2つあった。1つは、千葉ロッテの清田で、2つ目は巨人の片岡だ。死球にも2つあり、当たっても普通に自分自身で塁に出て1塁走者としてプレーする場合が多いが、当たり所が悪かったり頭に当たり危険球退場となると選手生命や命にも関わるケースがある。何だか最近は死球が多い気がするので調べてみた。
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死球と危険球について

死球とは、投手が投げたボールが打者に当たってしまい、1塁にランナーとして出塁する機会が与えられることを言います。ただしわざと当たりにいった場合や、避けなかった場合などは判定ボールとして処理されます。

まれに聞くのが「ビーンボール」と呼ばれるもので、死球になる可能性はあるがわざと打者すれすれのボールを投げることを言う。また、メジャーリーグではみかけるが、報復として当てることに使われる場合もある

頭部に当たった場合は、危険球として退場処分となる。わずか数球しか投げていない場合や先発の初回のマウンドでもこういったことが起きる可能性は十分にある。その場合は誰も準備していないので、慌てて肩があったまってない状態での登板となるため、打ち込まれるケースが多い。

死球日本記録保持者

01位:清原和博 196個
02位:竹之内雅史 166個
03位:衣笠祥雄 161個
04位:井口資仁 142個
05位:稲葉篤紀 138個
06位:井上弘昭 137個
07位:村田修一 131個
08位:田淵幸一 128個
09位:阿部慎之助 126個
10位:野村克也 122個

これを見ると強打者に多いことが分かる。強打者を相手にした場合は、打たれないように厳しい内角のコースを突こうとするため当たってしまうケースが多い。他には精神力が弱くコントロールの弱い投手だと、緊張で手元が狂いやすかったり、強打者は避けるのが下手という場合もある。清原などがその例だろう。

この中で現役は4位千葉ロッテの井口資仁、7位巨人の村田修一・阿部慎之助だ。

シーズン記録としては元広島やオリックスバファローズで活躍した、ラロッカが年間28個と多い。

個人記録で1試合限定ならば、3個当たったのが阪神の関本だ。

日本での年間の死球(デッドボール)の数

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上記の表を作ってみた。数値を見てみると、セリーグは中日ドラゴンズが少なくて、広島東洋カープが死球の数が多い。恐らくラロッカが半数近くを占めているだろうが・・・。

パリーグはオリックスバファローズが1番多く日本ハムが1番死球が少ない

今年に限っていえば、現在までを約100試合消化したとして、今年の試合数は全143試合なので、1.43をかけてある。それを考慮すると巨人がとオリックスが多く、広島とロッテが少ないことが分かる。死球の数は強打者の数と言われた時代もあったが、清原のように踏み込んでいって、避けるのが苦手な選手もいるように一概にそうは言えなくなってきた。

約100試合消化した現在では、セリーグでは横浜DeNAのバルディリスが10個。パリーグでは西武ライオンズの浅村と楽天のペーニャが11個でトップの死球数だ。

結論を言うと、今年の死球は多くは無く例年通りだといえる。セリーグよりはパリーグのほうが死球の数は多く、交流戦もあるので一概には言えないがパリーグの投手の方がコントロールが少し悪いのだろうか。

最近の頭部への死球事情

出典:顔面死球の清田 4針縫うも上顎部打撲と診断

ロッテの清田が7日、ソフトバンク戦の4回にバンデンハークから顔面に死球を受けて交代した。清田は死球直後、うつ伏せに倒れ込んだが、意識ははっきりしており、タオルで鼻を押さえながら自力でベンチ裏へと退いた。

出典:広島・菊池 延長12回V打!巨人打線から21奪三振、中崎危険球退場乗り越えた

この回からマウンドに上がった4番手・中崎が先頭・片岡の頭部付近にぶつけてしまい危険球退場処分に。

このように特に頭部への死球はかなり危険で、選手生命や命に関わる怪我に繋がることがある。今年ではオリックスの丸毛選手がそれに該当する。

出典:頭部に打球当てたオリ丸毛が引退 同じ箇所にまた当たれば致命的 リスク考えて

オリックスは2日、丸毛謙一外野手(26)から現役引退の申し入れを受理、任意引退の手続きを行うことになったと発表した。
丸毛は今春キャンプで頭部に打球を当て、開頭手術を受けた。その後リハビリに励んでいたが、同一箇所に打球が当たると命にかかわるということからリスクを考え、悩んだ末に引退を決断したという。

育成出身で巨人に入団し、オリックスに移籍したが頭部へ打球が当たり、次に当たると命に関わる為引退した。1軍出場は1試合だけだったが、球団スタッフとして残れるとのこと、球団が配慮してくれたのだろう。

藤川球児が・・・

出典:藤川球児 初先発もたった5球で危険球退場

野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知に正式入団した藤川球児投手(前レンジャーズ=35)が6日の徳島戦(高知市営)で初先発したが、先頭打者への5球目のストレートが頭部を直撃。一死も取れないまま、いきなり危険球退場となった。

阪神ファンにとっては非常に何ともいえないニュースだ。8月6日の試合で、藤川が独立リーグで初先発したが、5球で危険球退場となった。

藤川の契約は1日ごとの契約で、オープン戦の3試合は、無報酬とのこと。わざと当てたわけではないだろうが、藤川を見に来た観客がかなりいたと思う。なんだかなぁ、という感じだが、誰でもこういう日はある。いろいろ事情はあるが、元阪神選手として今後も応援はしていきたい。



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