監督以外で阪神が変わるきっかけ、それはコーチ?それとも少し離れた存在?
公開日:2015年11月7日
金本監督が就任してから、コーチやサポート陣も固まりました。阪神ファンにとっては嬉しい名前が多く、矢野・浜中・久慈・中村豊・今岡・藤本・平野など一時代に活躍した人気選手がこぞって金本体制に力を注いでいきます。監督以外のニュースも多く、長い目で見て大事なポジションって実は結構あると思うのです。
出典:阪神タイガース
元阪神の藤井彰人氏が修行
阪神で捕手として活躍した「藤井彰人」氏が阪神のフロント兼、独立リーグのコーチをするというのです。
出典:阪神“男前”藤井氏が独立リーグでコーチ修行!金本監督「改革」の一環
阪神が今季限りで現役を引退したOBの藤井彰人氏(39)を来季から指導者として、BCリーグ福井に派遣することが5日、分かった。金本阪神が掲げる「改革」の一環で球団史上初の試み。藤井氏は12月にフロント入りし、阪神に籍を置きながら、福井で16年シーズンの指導にあたる。
実はこのBCリーグは、プロ野球予備軍と言われるほどレベル上がってきていて、元プロ野球選手が結構関わってきています。
例えば「福島ホープス」では、ヤクルトやメジャーでも活躍した「岩村明憲」氏が選手兼任監督として就任しました。更に「武蔵ヒートベアーズ」の監督としてロッテや阪神でも活躍した「小林宏之」氏が就任。
「信濃グランセローズ」では、日本ハムで活躍した「髙橋信二」氏が選手兼任監督代行として指導力を発揮し、2016年は北海道日本ハムファイターズで1軍捕手コーチと打撃コーチ補佐を兼任することになりました。
「福井ミラクルエレファンツ」には元巨人・横浜・ヤクルトで活躍した「真田裕貴」氏が今年からコーチ兼任投手として入団しました。その福井に藤井氏が、コーチとして指導者の道を開拓というわけです。
選手では「田面」「トラヴィス」の育成選手が、前期後期にわけて派遣されています。将来の有望な選手を育てると共に、藤井自身にもプラスになり、将来の阪神にとって有益になるので良い試みでは無いだろうか。阪神のフロントにも入りながら、コーチ修行なので球団もバックアップしてくれるだろう。独立リーグとNPB双方にとって有益なので、藤井氏には更に男前になって戻ってきてもらいたいものです。
和田前阪神監督がフロント入りへ
2015年まで阪神の監督を務めた「和田豊」氏が阪神のフロントに入られました。
出典:和田前監督、シニアアドバイザー就任!総帥の右腕として金本虎サポート
阪神で今季まで4年間監督を務めた和田豊氏(53)が坂井信也オーナー(67)=電鉄本社会長=付シニアアドバイザー(SA)に就任することが6日、明らかになった。
シニアアドバイザーというと、楽天の星野仙一さんを思い出します。今星野さんは、更に上の楽天の取締役球団副会長に就任されました。監督を選んだり、編成を考えられる立場との事で和田さんも将来は・・・ということでしょうか。
ただし和田さんの場合は、阪神一筋31年ということはオーナーの右腕としていろいろ言いづらい立場かな、とも思ってしまいます。元々闘争心というよりは、落ち着いて物事を見る職人気質なタイプです。いきなりこのポジションではなく、1度外部から野球を見てみるという選択肢もあったような気がします。
金本監督にいろいろ指示して、現場を壊すような真似だけはしてほしくないですが、果たしてどうなるのでしょうか。球団を変えるという意味で、金本さんにバトンタッチしたのでシニアアドバイザー就任に「?」を持つファンは多そうです。決まったことは仕方ないので、監督業のつらさは本人が良く知ってますから、金本監督の為に頑張ってバックアップしてあげてほしいものです。
ストーブリーグが盛り上がってきた
ゴメスの残留もほぼ決定とのことで、金本監督に代わりどうなるかは未知数ですが、ある程度の仕事はしてくれるでしょう。打率.271・本塁打17・打点72と助っ人外国人としてはまぁまぁの数字です。ある程度計算でき、悪くても打率.260の本塁打15は打ってくれるでしょう。打率2割で本塁打一桁しか打てないような助っ人外国人打者も、他球団にはいましたので比較すると良い選手とみれそうです。
広島カープで活躍した「高橋建」氏も阪神の2軍投手コーチになるそうで、指導力に期待です。広島の指導者かとおもいきや、阪神とは驚きです。阪神で実績積んで、いずれはカープでというのも良いのではないでしょうか。
監督から直々の指名で、高橋さん自身も金本監督と選手時代から頼もしくて好きな存在だったそうです。46歳とまだまだ若いので、鳴尾浜で若手投手陣のパワーアップに期待しましょう。
Tweet