2016年の阪神タイガースで「30本塁打」打つのは誰だ!?

金本監督に就任してからは、本人もそうだったせいか大砲候補を育てようとしています。確かに阪神は近年本塁打数が少なく、2015年もリーグ5位の78本と物足りません。助っ人外国人を連れてこれば、ある程度は伸びそうですが可能であれば和製生え抜きの大砲に出現してもらいたいものです。
20150515-2

2015年阪神タイガースの本塁打事情

合計本塁打数は「78」本でした。

選手名 本塁打数
福留 孝介 20
ゴメス 17
マートン 9
鳥谷 敬 6
江越 大賀 5
上本 博紀 4
新井 良太 4
梅野 隆太郎 4

福留が復活し20本塁打打ったのがトップです。ゴメスは年々衰えが見られるので、来年は大きな期待は出来ないでしょう。マートンは退団濃厚で、鳥谷は2桁は打てる選手です。

となると1番手は江越でしょう、168打数36安打で6本塁打とパワーがあります。2桁十分打てますし、将来の大砲候補です。良太も力はありますが、ポジション争いが激しく率が残せませんでした。

梅野は久しぶりの打てる捕手で、2桁も問題ないでしょう。しかし今はリード面を磨いて欲しいところです。

伊藤隼太も存在感を見せ、来年に向けて期待の持てる選手の一人です。

2015年阪神タイガースの2軍(ファーム)のスラッガー

選手名 本塁打数
ペレス 14
北條 史也 10
中谷 将大 9
横田 慎太郎 9
江越 大賀 8
梅野 隆太郎 5
緒方 凌介 4
原口 文仁 4

光星学院から2012年ドラフト2位の「北條」が日本人トップの10本塁打です。中谷・横川とパンチ力のある将来のホームランバッター候補が名を連ねます。陽川も3本塁打ですが、力はあり金本監督も注目しています。

一二三(ひふみ)も育成枠として、恐らくラストシーズンでしょう。ここで開花しなければ後が無く、ペレスがマートンの代わりにどれだけ打ってくれるか、それとも日本人の大砲候補が割って入ってくるのか、このあたりも楽しみではあります。

誰が将来の大砲に育つか

いろいろと興味深いニュースが多いキャンプのストーブリーグです。金本監督、掛布2軍監督やその他の打撃コーチと一緒に魅力的な選手を目指して欲しいものです。

振る力と飛距離を持っている。それを生かすようなね。小さくまとめないで。3年かかって(打率)3割(本塁打)10本にするよりも、5~6年かけて3割40本というのをね。そういうつもりで育てていきたいね。

出典:阪神横田特大弾に金本監督「5、6年で3割40本」

阪神では長い目で選手を、和製大砲を育てるというのはあまりしてこなかったので、このような取り組みは良いですね。それまでに金本監督がいるかどうかは分かりませんが、掛布さんと勉強し1軍で本塁打を打ってくるのを待ちましょう。

阪神安芸秋季キャンプで汗を流す阪神伊藤隼太外野手(26)が7日、推定150メートル弾を放った。特打に参加すると安芸市営球場バックスクリーンの天井部に当てる特大弾を放つなど打球を飛ばしまくった。

出典:阪神伊藤隼が特大150m弾 新打法習得へ着々

伊藤が打撃改革に取り組んでいるそうで、飛ばしています。元々才能はあるので、どれだけ力を1軍で発揮するかだけでしょう。もちろん打撃だけでなく、守備もレベルアップしてもらわなければダメですが。

マートンの代わりにペレスではなく、新外国人もリストアップされています。新しい助っ人として獲得するのでしょうか。

マット(マートン)の次の助っ人もマット(ヘイグ)か? 阪神タイガースの来季の獲得外国人に、トロント・ブルージェイズ所属のマット・ヘイグがリストアップされていることが明らかとなった。

出典:阪神、マートンの後釜に川崎ムネリンのチームメイトであるマット・ヘイグをリストアップ

マイナーリーグでは、打率.338・ホームラン11本・打点92という記録を出しています。アンディシーツも注目しているそうで、楽しみな逸材ではありますが獲得するのでしょうか。3塁を守れて打点も取れて30歳、ちょうどいい状態ではあります。

阪神陽川尚将内野手(24)が売りものの飛距離をアピールした。浜中打撃コーチを相手にした特打で45スイング、13本の柵越えを放った。

出典:阪神陽川「早く形に」新打法軸足回転で柵越え13発

どんどん改造を行って調子を上げているようです、この感覚を1軍で出して欲しいところです。浜中の浜ちゃんが打撃コーチ、新鮮ですね。

続々と大砲候補が名を挙げ、開幕に向けてアピールしていっています。阪神ファントしては楽しみではありますが、阪神だからこそこれだけ2軍でも取り上げられるのであって、少し冷静に応援したいところではあります。



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