【2010年~2016年】阪神タイガースのチームスローガンまとめ

2016年に向けてチームが動き出した阪神タイガースの、1年を戦う上でのチームスローガンが決まりました。シーズンのロゴマークも変わり、気持ちを新たに来年を戦うという決意の表れでもあります。では、ここ数年間の阪神のスローガンって何だったか覚えてますか?
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出典:阪神タイガース

2016年度のスローガンは「超変革」

超変革 Fighting Spirit」が2016年のチームスローガンに決まりました。なんでも変革を超える変革を目指すというもので、闘志をむき出しにして実現するという気持ちの表れなんだとか。まさしく金本監督、掛布2軍監督をはじめ、優勝時のメンバーが揃ったチームとしてスローガンにふさわしいです。達筆でロゴもかっこいいのも○です。

矢野・片岡・浜中・中村豊・掛布・今岡・筒井・藤本・平野・山田など30代のコーチもいて、40代が多くを占める若い力にあふれた陣容です。タイガースファンにはお馴染みの元選手が多く、応援し甲斐の有るメンバーとなっています。

下柳さんがいないのは残念ですが、外野から応援してもらいましょう。金村投手コーチがどこまで頑張れるかも注目で、金本監督に慕ってついてきてくれる方が多いのは人徳ですね。金本監督と共に一緒に阪神を強くしていきたい、そう思えるチームに変革していってくれるでしょう。

2010年度のスローガンは「Focus on this play、 this moment !!」

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出典:阪神タイガース

2010年度の真弓監督2年目は「Focus on this play、 this moment !!」でした。訳すと「そのプレイ、その一瞬に集中せよ!」です。

実は2009年も同じチームスローガンで、2009年の「4位」から2010年は「2位」に順位を上げました。2010年は球団創立75周年で、マートンが214本の最多安打を打ちブラゼルが47本塁打、久保・スタンリッジ・下柳・能見が奮起した年でした。ちなみにメッセンジャーはこの年阪神1年目で、防御率4.93という不安定ぶりだった。まさかここまで長く活躍するとは、この年には思ってもみなかった。

2011年度のスローガンは「Focus on this play、 this moment !!」

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出典:阪神タイガース

この年も同じチームスローガンだが、シーズンのロゴマークが変更になっている。懸命なスローイングをするトラッキーと、スピード感のあるボールが印象のマークだ。

2011年は前年の2位から4位へと順位を下げて、真弓監督はこの年で退任した。能見・メッセンジャー・岩田・スタンリッジが軒並み防御率2点台と活躍したが、打線にパワーがなく投手陣も後半戦失速した。平野・鳥谷・マートンが3割前後の打率を残したが、ブラゼルの本塁打が半分以下に減り、城島も全く活躍せず新井が打点王を獲得したが打率.260台など、安定感が無かった。

2012年度のスローガンは「Go for the Top 熱くなれ!!」

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出典:阪神タイガース

2012年度は、和田豊監督が就任したが、1年目は5位に沈んだ。「Go for the Top 熱くなれ!!」のスローガンとは裏腹に熱くはならなかった

メッセンジャー・スタンリッジ・能見が防御率2点台と活躍したが、新井良太の打率.280が最高で、マートン・鳥谷・金本・大和と.260前後が目立ち、打線はまれにみる低調に終わった。

2013年度のスローガンも「Go for the Top 熱くなれ!!」

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出典:阪神タイガース

2013年度もスローガンは同じ。その理由が目指すべきところは同じだから、というのが理由。シーズンのロゴマークが熱くするためレッドを入れて、気合が入った感じになりました。

この年は藤川がメジャーへ挑戦し、金本が引退していなくなり、西岡と福留を補強した。なんとか2位になったが、相変わらず打撃陣がぱっとしない。マートン・鳥谷・西岡が活躍したが、福留が戦力にならず、打率.260そこそこの新井、今成、藤井が踏ん張ったが、新井良太・坂・福留が全く打てなかった。この年加入した藤浪によって先発陣は安定感が増した。中継ぎもベテラン陣が踏ん張り、加藤・安藤・久保・福原と磐石のリリーフ陣が頼もしい1年だった。

2014年度のスローガンも「Go for the Top 熱くなれ!!」

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出典:阪神タイガース

チームスローガンの文字は同じだが、雰囲気が変わった。ロゴはトラッキーが熱い投球を魅せる気合がみなぎったロゴに仕上がっている。

この年は外国人選手の当たり年だった。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズで敗れたが2位。オスンファンが最多セーブで、マートンが首位打者、ゴメスが打点王とタイトルを獲得。メッセンジャーも最多勝と最多奪三振で頼もしい外人達だった。逆に日本人選手がいまいちで、上本・大和が成長の兆しがあったのが救いだった。

2015年度のスローガンは「Go for the Top as One」

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出典:阪神タイガース

2015年は一丸となっての合言葉で、少し変更になった。球団創設80周年の為、ロゴと一体化になったシンボルマークは堅い印象を受ける。本来なら4位のはずが広島カープが最後の最後で負けてしまい、繰り上がり3位となった。1年間の内容も悪く、和田監督はこの年で退任した。

藤浪がエースとして成長し、メッセンジャーが後半戦盛り返し、岩崎に可能性が見えた。打者では江越や伊藤隼太に期待を持てる1年となったが、藤井・マートンがこの年で退団となった。福留が復活を遂げていなかったら更に負けが増えていただろう。

2016年度はどうなるか

新外国人の話やFAでの補強、ドラフトでの安打製造機の獲得など話題は絶えないストーブリーグ。スローガン通りに超変革は結果となって、数字となって現れるのだろうか。



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