阪神の勝負弱さより広島カープが酷すぎた
公開日:2015年10月7日
阪神タイガースの監督は和田さんから変更になるし、マートンは退団しそうだしCSは広島へ譲って来年頑張るしかないか、と思っていた矢先の出来事。広島カープが中日ドラゴンズに負け、阪神のCS進出が決定しました。しかもマエケンは頑張ったのに、後続が打たれて自チーム打線は1安打と悲惨な結果に。阪神ファンだが嬉しくない、複雑な気持ち・・・。
出典:広島カープ
広島カープが負けて阪神CS進出決定
広島カープ先発の前田健太が7回を0点に抑えるも、大瀬良が3安打浴びて試合終了。この日までの防御率は2.89だけど、3勝7敗という勝負弱さがもろに出た投球内容でした。
打線も26打数1安打9三振とボロボロ、全く打てない貧打が響きました。黒田が戻ってきて、マエケンの日本最後の登板になるかもしれない試合、ブチ壊してくれました。
阪神は監督が責任を取って退任し、マートンもいなくなる可能性が高い。潔く今年はダメだったと判断し、来年に向けて監督やコーチ、選手も含めた戦い方を考えていこう!という矢先のまさかのCS進出・・・今年の阪神があと何試合か見れるのは嬉しいですが、正直広島カープに勝って欲しかった。これでCSを和田監督で優勝しようものなら、なんだかな~状態になります。
広島カープの月間打率と防御率
広島カープは確かに投手陣は良い成績を残しています。マエケン・ジョンソン・黒田の3本柱はリーグトップクラス、福井も踏ん張って先発として役割を果たした。
ただ中継ぎと抑えに不安要素が多く、先発が崩れると負ける試合も目立ちました。
野村 5勝8敗
中﨑 0勝6敗
一岡 2勝4敗
ヒース 3勝6敗
大瀬良 3勝8敗
投げれないことは無いが、不安定な投球をする投手が多い。最終試合もジョソンや先発陣など総動員しても良かったんじゃないかな。
【防御率】
7月:2.92
8月:2.92
9月:2.40
中継ぎが不安定でこの数字は、先発陣の安定感が大きい。
【打率】
7月:.256
8月:.228
9月:.225
打率2割2分とか酷いものです、ほとんど機能していません。
広島カープの打線の貧弱さ
1番の丸が去年打率.310から.249まで下落、しかも得点圏打率が.198と低い。そして三振数が143とセリーグ全選手でワースト1位というブンブン丸ぶりを発揮した。
2番の菊池も、去年打率.325から.254まで大幅に下がった。得点圏打率は.211とこれまた低い。
エルドレッドは完全に出遅れた、去年打率.260から今年は.227と低迷。得点圏打率は.333と好調で本塁打と打点も良いが、通常の打率が低すぎる。
田中もルーキーイヤーの去年は打率.292だったのが.274と下がり、得点圏打率は.237と低い。しかもこの田中選手、失策エラーが22と12球団でダントツに多い数字だ。2位は中日のエルナンデスの15なので、相当多い・・・。
阪神から戻った新井が、打率.275で得点圏.311と去年を上回る成績を残したのが救いか。
来年のカープ
黒田は1年1年が勝負で来年はどうなるか分からない、といっていた。前田健太もメジャー行きの可能性が強い。マエケンがいなくなった場合は、どうするか。大瀬良を先発に戻すか、そうすると中継ぎが更に手薄になる・・・難しい。
永川と一岡が、後ろで防御率2点台で踏ん張ってくれれば年間戦えそうな気もするが、打線もてこ入れは必須で監督の手腕が問われる1年になりそうだ。
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